SKEがあったからこそ…卒業発表の秦佐和子、あきらめかけた声優の夢に挑戦
人気アイドルグループSKE48のメンバー秦佐和子が、今月末をもってグループを卒業することを、本日行われた公演で発表した。4月より声優養成所に通うため、急な発表になったという。同グループをめぐっては、1月に一気に9人の卒業が発表されている。
テレビアニメーション「AKB0048」メインキャスト声優に選抜された経験も持つ秦。同グループのブログによると、この日行われたチームKII「ラムネの飲み方」公演において、3月いっぱいでのグループ卒業を明かし、「4月から改めて声優の勉強をするために学校に通い、そちらに専念しようと思いました」と報告した。
SKEの日々について「すごく居心地のいいもの」と振り返った秦は、その一方で「今の自分の力では、SKEにいて夢を叶えることも、夢を語ることも、余りにも自分に力不足なんじゃないかなと思いました」と決意にいたった理由を明かしたとのこと。
声優の夢について一度は諦めかけていたというが、「21歳のときに一度諦めかけた声優の道、その道が目の前で途切れた時に、今日ここまで橋を架けてくれたそんな存在だったと思います。SKE48があったからこそ、わたしは今まで、そしてこれからも夢を追っていくことができます」とグループに感謝。最後は「最後の一日まで私らしく全力で頑張っていきたいと思うので見守っていて下さい。そして今まで応援してくれた皆さん、本当にありがとうございます」とファンに向けてメッセージを送ったという。
AKBグループでは、AKB48の仲谷明香がやはり声優を目指し、オーディション受験のため、昨日6日の劇場公演をもって卒業している。(西村重人)