ディカプリオ『華麗なるギャツビー』、カンヌ映画祭のオープニング作品に決定!
レオナルド・ディカプリオの主演映画『華麗なるギャツビー』が、今年5月に開催されるカンヌ国際映画祭のオープニング作品に決定した。上映は3Dで行われるといい、オープニングが3D作品になるのは映画祭史上2度目のことになる。
オープニング作品は現地時間12日に発表。製作陣はオープニング作品に選ばれたことについて「『ギャツビー』のために働いた者にとって、カンヌ映画祭のオープニングを飾れることは大変な名誉です」とのコメントを寄せると、「(原作者の)スコット・フィッツジェラルドがその素晴らしい小説の最も胸が張り裂けそうで感動的なワンシーンを書いたサン ラファエルからそう遠くないカンヌでこの映画が上映されて幸せに思います」と喜びを表している。
同作は、F・スコット・フィッツジェラルドの原作を、『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が3D映画化した作品。ギャツビーをレオナルド・ディカプリオが、映画の語り手であるニックをトビー・マグワイアが、ヒロインのデイジー役をキャリー・マリガンが演じている。
意外にもディカプリオはこれまで同映画祭に絡むことが少なく、関係した作品が上映されるのは、プロデューサーを務めたドキュメンタリー映画『The 11th Hour』が上映された2007年以来のこと。一方、ラーマン監督は過去にも『ムーラン・ルージュ』でオープニングを飾っており、12年ぶりのオープニング作品となる。
第66回カンヌ国際映画祭は、今年5月15日から26日まで開催。審査委員長を務めるのは、スティーヴン・スピルバーグ監督だ。(編集部・福田麗)