映画版「24」は実現しない…監督が明言
キーファー・サザーランド主演の人気ドラマ「24 TWENTY FOUR」の映画版は実現しないだろうと、同作のメガホンを取る予定だった映画『トレーニング デイ』のアントワーン・フークア監督が明かした。
アントワーン・フークア監督作『トレーニング デイ』写真ギャラリー
The Playlistによると、「24 TWENTY FOUR」映画化企画について聞かれたフークア監督は「何も進行してはいないよ。実現することはないと思う。少なくとも僕が関わることはない」と首をすくめながらコメントしたとのこと。
何年も前から報じられてきた同企画が実現しない理由としては、製作費の問題、キーファー側が提示したギャラが高すぎることなどが挙げられていた。フークア監督はこれを認め「キーファーと製作のフォックスが合意することはないだろう。時間はただ過ぎて、僕はプロジェクトから抜けたんだ」と続けている。
「24 TWENTY FOUR」はテロ対策ユニットの捜査官ジャック・バウアー(キーファー)とテロリストとの戦いを描いた人気ドラマで、第8シーズンまで製作された。昨年3月に映画版の製作延期が発表された際には、キーファーは「たとえ少し待たなければならなくたってやってみせるよ。みんなまだ諦めてなんかいないさ」と語っていた。(編集部・市川遥)