片瀬那奈、映画『変態仮面』でSM女王役!変態仮面の母親に!
女優の片瀬那奈が、「週刊少年ジャンプ」誌上に連載された人気コミックの映画化『HK/変態仮面』で、変態仮面となる主人公の母親であるSM女王を演じることが明らかになった。
本作は、1990年代に連載され、その常識を超えたヒーロー像が読者に衝撃を与えた、あんど慶周による伝説的コミックの実写化。ドMな刑事とドSなSM嬢の間に生まれた男子高校生が、女性のパンティーをかぶることで、絶大なパワーを秘めたヒーロー「変態仮面」に変身。変態的な必殺技の数々で悪を懲らしめる姿を描く。
片瀬が演じるのは、鈴木亮平ふんする「変態仮面」こと主人公・色丞狂介の母親・色丞魔喜。刑事である夫が殉職した後、女手一つで狂介を育てる一方、自宅でもムチを振り回すSM女王様という強烈な役で、片瀬の出演に、メガホンを取る福田雄一監督も「まさか受けてもらえるとは思わなかった」とコメントしている。
一方の片瀬は、福田監督と「変態仮面」との組み合わせに「やりたい!!」と即答だったとのこと。都内SM クラブで行われた、刑事の夫と出会う場面の撮影では、激しいムチさばきに挑戦。本格的なボンテージ衣装に身を包み、柱に縛り付けられた刑事とハードな言葉の掛け合いを繰り広げたといい、片瀬は「激しすぎて、撮影の次の日は頭と首が痛くなりました」と振り返る。息子役の鈴木とほとんど年齢に開きはないが、「なぜか親子に見えました」と母親役にも手応えを感じているようだ。
本作には、実写化を熱望していた人気俳優の小栗旬が脚本協力で参加。その小栗から「変態仮面」役に指名された鈴木は、役のため1年にわたる肉体改造を敢行し生身のアクションにも果敢に挑戦するなど、実写化に向けて全力投球。そのほかヒロイン役の清水富美加をはじめ、ムロツヨシ、安田顕、佐藤二朗、池田成志、塚本高史、岡田義徳、大東駿介ら注目のキャストが顔をそろえる。(編集部・入倉功一)
映画『HK/変態仮面』は4月6日より新宿バルト9で先行公開(4月13日より全国公開)