「ドラゴンボール」声優陣が「か~め~は~め~波!」 天下一武道会を再現!
16日、映画『DRAGON BALL Z 神と神』の天下一試写会がディファ有明で行われ、天下一武道会をモチーフにした特設会場に孫悟空の声を務める野沢雅子をはじめ、森田成一、佐藤正治、堀川りょう、草尾毅、田中真弓といった「ドラゴンボール」声優陣が集結した。
悟空役の野沢は映画公開日が直前となり「悟空と同じでわくわくしてます」と興奮気味。17年ぶりの劇場版のアフレコ現場については「現場はあっと言う間に昔にもどった。まさにファミリー」と団結力を訴えつつも、「昔のアニメを観ると『こんな話あったっけ?』ってなる」と忘れてしまったこともあると暴露。するとクリリン役の田中真弓は「一回やったはずなのに忘れちゃって新鮮」と同調して皆を笑わせた。
ベジータ役の堀川りょうも「本当に忘れちゃってこんな感じかなって」とコメントすると、トランクス役の草尾毅が「昔のアフレコでは未完成の絵を見て声を当てていたからですよ」と説明し、一同妙に納得。また草尾が「映画にはべジータのまさかのシーンがあります。ネタばれになっちゃうけど」と話を振ると、堀川は「ベジータ愛にあふれています」と照れくさそうな表情を浮かべた。
そんな中、悟空とべジータが合体する「フュージョン」も敢行され会場のボルテージは最高潮。最後には駆けつけた800人のファンと共に天下一武道会の「武舞台」にあがった声優陣たちが必殺技「かめはめ波」のポーズを取り、会場は大いに盛り上がっていた。
ほかに、本作の主題歌と劇中歌を担当したロックバンドのFLOWが亀仙流道着に身を包んで現れ、「小、中、高校とドラゴンボールを観て育ったので、コラボできて夢がかなった」と熱くコメントし、映画については「戦闘シーンが大迫力」とアピール。おなじみの主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-LA」をカバーしたことには「原曲を崩したくなかったのでプレッシャーもあったが、自分たちのスピード感やライブ感を大事にやらしてもらいました」と満足顔。生演奏も披露し、ファンを喜ばせていた。(取材・文:池田敬輔)
映画『DRAGON BALL Z 神と神』は3月30日より全国公開