クリスチャン・ベイルがモーゼに? リドリー・スコット監督がラブコール
旧約聖書に登場する指導者モーゼを主人公に描く映画『エクソダス(原題) / Exodus』に、クリスチャン・ベイルの出演話が浮上していることがDeadline.comによって明らかになった。
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同作は、20世紀フォックス製作・リドリー・スコット監督で企画が進行している作品。モーゼは、旧約聖書に登場する指導者で、ヘブライ人たちをエジプトから脱出させた出エジプトなどが有名なエピソードである。1956年の映画『十戒』では、チャールトン・ヘストンがモーゼ役を演じた。ちなみに、タイトルの『エクソダス(原題)』は“出エジプト”の意味である。
ベイルへの出演交渉は始まったばかりだそうだが、フォックスと監督本人が共に、ベイルへのラブコールを送っているようだ。
映画『ペントハウス』の原案を手掛けたアダム・クーパーとビル・コラージュのコンビが手掛けた脚本を、映画『アメリカン・ギャングスター』でスコット監督と組んだことのある、スティーヴン・ザイリアンがリライトしている最中とのことだ。
スコット監督は、「僕が興味を抱いたのは、誰もが知っているモーゼの偉大な人物像ではなく、当時のファラオだったラムセス2世との関係などだ」とコメント。現在ポストプロダクション作業が進行中の、ブラッド・ピット主演の映画『ザ・カウンセラー(原題) / The Counselor』が完成し次第、『エクソダス(原題)』に着手する予定とのことだ。(鯨岡孝子)