歌手のピンク コンサートを中断して泣いている女の子を慰める
歌手のピンクがフィラデルフィアのコンサートで、歌を中断して会場内で泣いている女の子を慰めたという。
E! Newsによると、楽曲「Who Knew」を歌っていたピンクは客席で女の子が泣いているのに気づき、ギタリストに演奏をやめるよう指示。「そこ、大丈夫? その女の子は大丈夫なの? 何が起きてるの? なんで泣いているの?」と聞いたとのこと。
観客が、客同士のケンカが原因で女の子が泣き出したと告げると、「ケンカ? 小さな子の横でケンカをしてるの? わたしもここの出身だから、みんなけんかっ早いのはわかるけど、やめなさいよ」と諭した。
自身も母親であるピンクは涙を流している女の子をほおっておけず、「このカエルとお菓子あげようか?」とステージ上から声をかけると、女の子は観客の腕から腕へと抱き上げられステージに上がり、恥ずかしそうにピンクからお菓子を受け取ったという。「これでみんな大丈夫? いい加減にしましょう。わたしたちは大人の女よ」とピンクは観客に声をかけ、再びコンサートを再開したと報じられている。
先日はザ・フーのピート・タンゼントがコンサート中に7歳の女の子に悪態をついたことがニュースになったが、ピンクの対応はさすがとしか言いようがない。(澤田理沙)