三船敏郎出演ドラマ「将軍 SHOGUN」を米FOXがリメイク!
ジェームズ・クラヴェルのベストセラー小説「SHOGUN」を米FOXが再ドラマ化するとThe Hollywood Reporterなどが報じた。
「SHOGUN」は17世紀初頭の日本に漂着した一人の英国人航海士が、天下取りの争いに巻き込まれていくさまを描く歴史ロマン。1980年に「将軍 SHOGUN」(米NBC)としてリチャード・チェンバレン、三船敏郎、島田陽子ら出演でドラマ化されると本国アメリカで空前のブームを巻き起こし、今なお最も視聴されたドラマの一つに数えられる作品となった。
また「将軍 SHOGUN」は批評家からの評価も高く、第38回ゴールデングローブ賞テレビ部門で作品賞、主演男優賞(リチャード)、主演女優賞(島田)の3冠を達成。日本でも編集版が1980年に劇場公開されたほか、1981年には全8話がテレビ朝日系列にて放送されている。
リメイク版のプロデューサーには、映画『ソーシャル・ネットワーク』のマイケル・デ・ルカとテレビ映画「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~」のナイジェル・ウィリアムズが決定。FOXは「『SHOGUN』は世界中の何百万の人々を魅了する作品です。デ・ルカ、ウィリアムズという才能ある人々がそうした作品に命を吹き込むことを大変うれしく思っています」との声明を発表している。全米放送は2014年の予定だ。(編集部・市川遥)