アメリカ大使公邸で行われた映画『リンカーン』試写会に小泉進次郎議員ら次代を担うリーダーが出席!
31日、アメリカ大使公邸にて、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画『リンカーン』の試写会が実施され、自由民主党の国会議員・小泉進次郎ほか、民主党の白眞勲議員、菊田真紀子議員、藤末健三議員と、越直美大津市長などが出席した。小泉議員は、映画の感想を求められるも「プライベートなので」と語ることなく会場を後にした。
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第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの人生を描いた本作。全米で1億8000万ドルを超える興行収入を記録し、バラク・オバマ大統領ほか、多くの米国上院議員も鑑賞するなど、大きな反響を呼んでいる。そんな状況は日本にあるアメリカ大使館にも広がり、作品に感銘を受けたジョン・ルース駐日大使主催の試写会が行われた。
ホスト役を務めたルース氏は「力強いリーダー像が描かれた作品。直面する様々な困難に対して、決断を下さなければならない立場にあるのがリーダー」と大統領の役割に理解を示しつつ「彼の下した決断が今日にも大きな影響力を持っています。最初の現職のアフリカ系アメリカ人の大統領(バラク・オバマ大統領)が、日本の総理と共に執務室に座っていたという現状を作り出したのも彼の下した決断の結果だと思います」とスピーチすると、場内は笑いに包まれた。
日本の若手リーダーも多数参加していた本試写会。レセプションでルース氏と小泉議員が談笑するシーンも見られたが「プライベートな話なので」と話の内容には触れず。それでも「小泉議員を迎えられてうれしかった」と笑顔を見せた。
また、緊迫する北朝鮮問題についてルース氏は「今日は『リンカーン』という映画の話をする場なので」と前置きをしつつ「北朝鮮からの脅威は日米のリーダーが真剣にとらえています。核保有は容認できないし、日米のリーダーが力をあわせてポジティブな結果になるように心掛けています」と真剣な眼差しで語った。(磯部正和)
映画『リンカーン』は4月19日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開