草なぎ剛、中学時代の初恋秘話を告白!赤面エピソードに会場大盛り上がり!
SMAPの草なぎ剛が25日、宮藤官九郎の約4年ぶりとなる監督作『中学生円山』の完成報告会見に出席、映画のテーマにちなんで自身の中学生時代を振り返った。この日は、草なぎのほか、宮藤監督に共演者の平岡拓真、遠藤賢司、坂井真紀、仲村トオルらも出席、それぞれが中学生時代の恥ずかしくも懐かしい思い出を披露して会場を盛り上げた。
本作は、思春期特有の妄想で頭がいっぱいで、毎日「自主トレ」に励む中学生男子・円山(平岡)が、同じ団地に越してきた謎のシングルファーザー・下井(草なぎ)と出会い、成長していく姿を描くホームドラマ。
そんな本作にちなみ、中学生のころを振り返った草なぎは、「僕も団地育ちで、妹もいて、二段ベッドに寝ていました。ジャッキー・チェンが大好きで、友達と一緒にカンフーごっこをして、高いところから飛び降りたりしてよくケガをしていました」と述懐。また初恋についても、「学年で一番かわいい女の子が好きだったんですが、かっこいい男の子とつき合っていて、悔しい思いをしました」と苦い過去を明かした。
草なぎは今作でクドカン作品初参加。宮藤監督について「(1996年放送の)『おいしい関係』というドラマでご一緒したり、SMAPの曲を提供していただいたこともあってご縁はありましたが、以前から一緒に仕事がしたいと思っていました。監督は今回、僕の新しい一面を引き出してくれたと思います」と感謝の言葉を述べると、さらに「宮藤監督と僕は、心の琴線に触れる部分が似ている。熱くなる部分も同じで、すんなり役に入れてうれしかった」と語った。作品については「愉快で、泣けて、笑える映画になっています。こんな役ははじめてで、脚本を読んで直感的に面白い役になると思い、現場では楽しんで演じていました」とアピールした。
一方の宮藤監督は、そんな草なぎの抜群の演技力と存在感を絶賛。また『少年メリケンサック』以来のメガホンとなり、青春、妄想、初恋をテーマに自ら脚本を手掛けた本作について「劇中の妄想中学生は、自分を投影している」と明言していた。(福住佐知子)
映画『中学生円山』は5月18日より全国公開