伝説のマンガ「TOKYO TRIBE2」が実写映画化!園子温監督がYouTube公開オーディションを実施
漫画家・井上三太の代表作「TOKYO TRIBE2」を、『愛のむきだし』『ヒミズ』などの園子温監督が『TOKYO TRIBE』として実写映画化することが明らかになった。公開は2014年を予定。また、YouTubeでの公開オーディションを実施することも決定している。
「TOKYO TRIBE2」は1997年から2005年までファッション誌「boon」に連載されていた井上の代表作。架空の町“トーキョー”に生きる若者たちの過激な日常を描いた作品で、日本のみならず、香港・アメリカ・フランス・イタリア・スペインといった国々で高い人気を博している。また、2006年にはテレビアニメ化された。
原作者の井上は「プロデューサーと10年くらい映画化したいと温めていて、ついに念願かないました」と喜んでいる様子を見せると、「東京を舞台にした映画はなかなかないということで、ずっとプロデューサーと東京を代表するような映画が作れたらいいなと言っていました。園子温監督が監督をしてくれるということで、毒×毒のように、園監督の強力にエッジのきいた演出で狂気をはらんだ作品になると思います」と期待を寄せた。
一方、メガホンを取ることになった園監督は過激な描写、そしてテーマ性で今注目を浴びている映画監督。「TOKYO TRIBE2」の映画化について「とても興奮しています」と明かすと、「近未来の“トーキョー”を舞台にストリートギャングたちが大暴れする作品なので、わたしも大暴れするつもりです」と宣言している。
また、本作ではYouTube公開オーディションを実施することも決定。プロ・アマ問わずに募集するといい、園監督は「新しい人たちと映画の新しい可能性をこの作品で発見したいと思っています」、また井上も「僕の漫画のキャラクターがどのようになるのか、とても楽しみです」とコメントしている。(編集部・福田麗)
映画『TOKYO TRIBE』は2014年公開予定
「“SONO”映画に出たいか!? TOKYO TRIBE YouTube 公開オーディション」は3月27日午前10時より、5月31日まで受付 詳細はオフィシャルサイト参照