尾野真千子、半べそ状態!あまりの寒さに震える
尾野真千子が27日、花冷えの中、東映本社ビル屋上で行われた映画『探偵はBARにいる2 ~ススキノ大交差点~』完成披露試写会前の写真撮影で、あまりの寒さに震え、「早く終わらせましょうよ」と半べそ状態となった。
舞台あいさつ前、写真撮影のため、東映本社ビル屋上に集結した大泉洋、松田龍平、尾野真千子、渡部篤郎、橋本一監督。雨で冷え込んだ野外への登場に、大泉は「寒いけれど、俺はしゃべりますよ」とカラ元気を見せたが、尾野は大泉を小突きながらも「早く終わらせましょうよ」と震えながら半べそ状態に。
本作への出演については「前から出たいと思っていた作品に出演できて楽しかった」と喜びにあふれたコメントをした尾野だったが、それも大泉から「相撲取りみたいな声になっているよ。女優声でね」と突っ込みが入る始末。もう一人の共演者、大物政治家役で参加した渡部も「楽しい作品に呼んでいただいて、役者冥利(みょうり)に尽きます」と笑顔を見せたが、心なしか寒さで顔が固まっていた。
一方、大泉演じる探偵の相棒・高田役を務めた松田は「大泉さんはたまに僕のモノマネをするんですけど、似てないんですよね」と語るなど、大泉との関係は劇中そのものであることをうかがわせていた。
また、第1作『探偵はBARにいる』が完成したときは「自費でも続編を作るぞ」と意気込んでいた大泉は、続編の完成に「申し分のない楽しい作品に仕上がっています。死ぬ気で宣伝して、大ヒットさせて、3でまたお目にかかりましょう」と力強く宣言した。
『探偵はBARにいる2 ~ススキノ大交差点~』は、札幌在住の作家・東直己の「ススキノ探偵シリーズ」が原作。尾野は探偵と高田を振り回す関西出身のバイオリニスト役で出演した。(福住佐知子)
映画『探偵はBARにいる2 ~ススキノ大交差点~』は5月11日より全国公開