日テレ「24時間テレビ」と並ぶ新企画スタート！ウッチャンナンチャンが総合MC！

　今年で開局60年の日本テレビが、ウッチャンナンチャン（内村光良、南原清隆）を総合MCに迎え、「24時間テレビ」と並ぶ特別企画「7daysチャレンジTV ～一緒に、未来貢献。～」をスタートすることがわかった。

　番組では、テーマに沿ったチャレンジ企画が1週間（7days）にわたってリアルタイムで進行。サブタイトル「一緒に、未来貢献。」の言葉の通り、協賛スポンサー、同局ネットワーク各社、そして視聴者が参加し、共に「未来への社会貢献」に取り組む模様を追う。

　初回テーマは「子供たちに笑顔を運ぶ」。東日本大震災で津波被害を受けた岩手県の海岸沿いを走る「三陸鉄道」を舞台に、7日間で「子ども未来図書館」作りに挑戦。視聴者から子どもたちに読んでほしいと願う絵本・児童書の寄贈を募り、番組キャラバンが日本列島を巡る。また有名クリエイターや各界の著名人からも献本を募る企画が実施されるという。

　チャレンジは6月2日の「スタート特番」から始まり、特番や情報帯番組を中心とした同局レギュラー番組と連携。リアルタイムで企画の進行を追い、9日の「ゴール特番」でその行方を放送する。また4月からは各界の著名人が「未来を創る子どもたちに読んでほしい本」を紹介するミニ特番をスタート。4月放送分では、初回の伊勢谷友介をはじめ、米倉涼子、広末涼子らの出演を予定している。

　さらにインターネット、ソーシャルメディア、データ放送などを用いたデジタル展開や、汐留におけるスペシャルイベントも準備中とのこと。「年に一度、本気で子どもたちの未来を考えて、何か一つでも行動を起こすきっかけをつくりたいー」というプロデューサーの大澤弘子は「『未来貢献』は、とても大きなテーマです。何か一つの正解があるわけではないのかもしれません。その中で、われわれテレビにできることが、ほんのささやかなことでも何かきっとあるはず。そしてそれを考え続け、行動し続けることに、意味があると信じています」とコメントしている。かつて「24時間放送し続ける番組」に挑戦した局が、7日間で伝える新たなメッセージに注目したい。（編集部・入倉功一）

「7daysチャレンジTV ～一緒に、未来貢献。～」は6月2日～9日に放送
ミニ枠番組「7daysチャレンジTV 未来に届けたい絵本 ～一緒に、未来貢献。～」は4月6日放送開始（毎週土曜　午前11：55～12：00）