W浅野、50代の「抱きしめたい!」で14年ぶり復活!変わらぬ友情描く
浅野温子と浅野ゆう子が「W浅野」としてブレイクした「トレンディードラマ」の代表作「抱きしめたい!」が、14年ぶりにスペシャルドラマ「抱きしめたい!Forever」(仮題)として復活することが明らかになった。2013年秋、フジテレビ系にて放送される。
1988年7月から9月まで放送され、平均視聴率18.5%の大ヒットを記録した同作。温子とゆう子の「W浅野」は、ファッション、ヘアメイク、ライフスタイル、全てが女性たちの憧れの的となり、ファッション誌を席巻。一大ムーブメントを巻き起こした。
これまで、スペシャルドラマが1989年、1990年、1999年の3度放送されたが、温子もゆう子も50代となった今、14年ぶりにスペシャルドラマとして復活することになった。スタッフ、キャストにも当時のメンバーが集結。山田良明、大多亮が企画、河毛俊作が演出を担当。2001年に亡くなった故・松原敏春氏に代わり、温子とゆう子の同世代の龍居由佳里が脚本を手掛け、50代、なおも美しい池内麻子と早川夏子の姿を映し出す。
「抱きしめたい!」復活の朗報に、温子もゆう子もコメントを寄せているが、温子は、役柄の麻子名義で「あーあ、やっちゃうのかぁ~大丈夫かぁ? という感じ」、ゆう子は「今!? と驚き、そして一瞬で感謝の気持ちが湧き上がりました」とそれぞれ半信半疑の様子。しかし、互いのことは「戦友」と信頼し合っているそうで、温子は「体力なくなったので、お手柔らかにお願いいたします」、ゆう子は「一生涯の友、麻子との時間を楽しみに致しております。どうぞよろしくお願い致します。夏子を可愛がってね!」とそれぞれ健闘を誓っている。
54歳になり、夫・圭介(岩城滉一)の経営するチャイニーズレストランのマダムとして活躍している夏子(ゆう子)と、独身を貫き経営者となっている麻子(温子)。「抱きしめたい!Forever」(仮題)では、圭介に隠し子の存在が明らかになり、夏子との関係は最大の危機に。その弁護士として現れた男が、麻子に10年ぶりのときめきをもたらすという。ドラマには、温子、ゆう子はもちろん、岩城滉一、野際陽子のレギュラー陣が出演。弁護士・瀬戸恭一郎役は草刈正雄が務め、麻子に憧れを抱き続けている年下のボーイフレンド山下純を演じてきた本木雅弘は、声の出演で物語に華を添える。放送開始から25年、今も色あせない2人の女性の友情を描いた物語は、新たなファンも呼び込みそうだ。(編集部・島村幸恵)
スペシャルドラマ「抱きしめたい!Forever」(仮題)は2013年秋、フジテレビ系にて放送予定