『インデペンデンス・デイ』続編は20年後が舞台に!エメリッヒ監督が構想語る
地球に襲来したエイリアンと人類の決戦を描いた大ヒットSF映画『インデペンデンス・デイ』の続編企画について、1作目のメガホンを取ったローランド・エメリッヒ監督が構想を明かしている。
エメリッヒ監督が1作目で製作・脚本を務めたディーン・デヴリンと共に製作準備を進め、2部構成が予定されている続編計画。ホイットモア大統領として続投が決まっているビル・プルマンをはじめ、監督はオリジナルキャストの再集結を希望しているが、前作でヒラー大尉を演じたウィル・スミスが出演にゴーサインを出しておらず、ウィル不在のままでの製作開始もうわさされている。
そんな中エメリッヒ監督は、EW.comの取材に応じ、続編の舞台が前作から20年後の世界になると構想を明かした。さらに「人類はいつかエイリアンたちが再度襲撃してくると考えている。エイリアンは、宇宙のワームホールを使って地球に再び進撃してくるんだ。その旅は宇宙人にとっては2~3週間程度のものだが、地球では20~30年が経過している」と大まかなプロットも解説している。
また監督は、美術スタッフとも協議を重ねているといい、エイリアンのテクロノジーを取り入れたことで変化を遂げた人間社会が描かれる予定だとコメント。前作キャストだけでなく、新たな若い世代の登場も予定しているという。『インデペンデンス・デイ』といえば、巨大宇宙船によるホワイトハウスなどの大破壊シーンが話題となったが、今回も再建された人類社会を蹂躙(じゅうりん)する様が見られそうだ。
現在エメリッヒ監督は、ジェイミー・フォックスとチャニング・テイタムが主演する、ホワイトハウスを舞台にしたアクション大作『ホワイト・ハウス・ダウン(原題) / White House Down』の全米公開を控えている。(西村重人)