斎藤工が野外上映イベントに飛び入り参加!映画愛を語る!
30日、中目黒の街を舞台に月に1度ゲストを招いて実施される無料の映画&トークイベント「ナカメキノ」が開催され、俳優の斎藤工がトークショーに飛び入り参加し、会場を盛り上げた。
今回で第3回を迎えた「ナカメキノ」は、桜の名所・目黒川桜並木も楽しめる目黒川船入場公園を会場に、韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』の野外上映や花くまゆうさく(漫画家/おっサニー)、松崎まこと(放送作家/おっサニー)、松崎健夫(映画文筆家)、中井圭(映画解説者)によるトークショーが行われた。
そんなイベントの最後に「ホームページを見てきました」とひょっこり登場してファンを驚かせた斎藤。映画通としても知られているだけに「昔はユーロスペースでメキシコ映画祭を1日中観ていたりしたけど最近は劇場に行けてなくて……。家で映画を観るのも大事だけど、こういう空間で、初めましてな人たちと何かを共有するのは、実は映画の醍醐味(だいごみ)のような気がします」と上映イベントへの愛を口にした。
さらに「音楽もCDが売れない時代でもライブに人が集まるのと同じで、そういう生の空気を共有するアナログ感覚が大事だと思う。中井(圭)さんからも聞いていたけど、どんどん続けていってもらいたい。きっと数年後にはすごいことになっていると思う」とイベントの今後にも期待を込めていた。
また、会場には20代から30代の男女が多く来場し、ビールを片手に桜と映画の両方満喫する姿も。友人と来場していた20代の女性は「野外で映画を観るのは初めてでしたし、桜もきれいでした」とイベントを楽しんでいた。なお、スタッフによると今後も雨天以外は野外で開催予定とのこと。これから暖かくなる季節に一度野外上映の開放感を味わってみてはいかがだろうか。(取材・文:中村好伸)