映画「ドラゴンボールZ」土日で50万人超え!根強い人気で堂々第1位!
世界的人気コミック17年ぶりの新作映画『DRAGON BALL Z 神と神』が先週末に全国で公開され、公開2日間で動員50万人、興収6億8,000万円を突破する大ヒットスタートで週末興行ランキングのトップを飾った。
原作者の鳥山明が初めて脚本段階から制作に参加、テレビシリーズの空白を埋める完全オリジナルストーリーが描かれるということで、日本だけでなく世界中から注目を浴びている本作。30日の土曜日に全国312館で公開されるとシリーズファンが劇場に詰め掛け、土日2日間で動員56万1,098人、興行収入6億8,392万5,000円を記録した。
この成績を現時点における「週刊少年ジャンプ」看板マンガ「ワンピース」の劇場版と比較すると、2008年の『ONE PIECE ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜』との土日対比では421.4パーセント。さらに2000年以降の東映作品最高興収を記録した『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』(最終興収68.5億円見込み)との対比でも49.9パーセントとなり、東映では「最終興収30億を期待できる状況」としている。
また平均客単価は『ONE PIECE FILM Z』に近い1,219円で、家族向け作品としては比較的高めだったとのこと。現在の子どもたちに人気であることに加え、連載終了から15年以上が経過しても、往年のファンから根強い支持を受けていることがうかがえる。日本映画史上初となるIMAXデジタルシアターの上映も好調だといい、ゴールデンウイークに向けてさらになる伸びに期待がかかる。(ランキング・数字などは興行通信社、配給元など調べ)(編集部・入倉功一)
映画『DRAGON BALL Z 神と神』は全国公開中