塩谷瞬、原点である「ハリケンジャー」復活に感無量!10年の成長を見せると自信!
スーパー戦隊シリーズ「忍風戦隊ハリケンジャー」10年ぶりの新作となるVシネマ「忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER」の制作発表記者会見が3日、東映東京撮影所で行われ、ハリケンレッドを演じた塩谷瞬をはじめ、長澤奈央、山本康平、白川裕二郎、姜暢雄、松田佳代(旧芸名:福澄美緒)そして山本梓らオリジナルキャストが勢ぞろいした。この日は新キャストの橋本仰未も登場した。
当時の衣装でシュシュっと参上!「忍風戦隊ハリケンジャー」会見ギャラリー
同作は、戦国時代からの伝統を持つ地球の忍者たちが、ハリケンジャーの3人を中心に流派を超えて集い、「宇宙忍群ジャカンジャ」に立ち向かう姿を描いた作品で、2002年から2003年にかけ放送された。ハリケンジャーをはじめ地球の忍者を塩谷、長澤、山本(康)、白川、姜が演じ、敵役の宇宙忍者に山本(梓)、松田らがふんする。
今回の復活は、アソシエイト・プロデューサーとして名を連ねる長澤と山本(康)の2人を中心に、出演者たちの思いが実り実現。2003年の撮影終了後も友人として定期的に集まっていたところ、10周年で何かやりたいという思いが高まり、山本(康)が企画台本を自らまとめた。戦隊ものにおいてキャラクターの10年後が描かれるのも異例なら、キャスト主導で物語が作られるのも異例のこと。塩谷も「続編をやりたいと半分冗談みたいな形で言っていたんです。それが実現できてうれしいですね」と喜びを語る。
さらに塩谷が「この作品がなければ今の僕たちはここにいない、ここが僕とみんなの原点」と力を込めると、「でも10年でシワが増え白髪が増え……」と白川。さらに山本(梓)が「10年ぶりにこの衣装を着て、やっぱり20歳だった10年前と比べられると恥ずかしい」と苦笑すると、松田も「一度引退して、久しぶりのカメラで緊張です」と明かしていた。
一方の山本(康)は「(メガホンを取った)渡辺勝也監督から、お前たちの熱い思いが伝わったと言ってもらえた。仲間の絆がテーマです」と熱くコメント。長澤も「ワガママを形にしていただいた。台本の言葉が、撮影に入って実際に動き出した」と感慨深げに撮影初日を振り返り、塩谷も「この10年の成長を見せられるものになるんじゃないかと思っています」と自信をのぞかせていた。(取材 / 岸田智)
Vシネマ「忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER」ブルーレイ(税込み:5,775円)&DVD(税込み:4,725円)は8月9日レンタル同時発売 東映ビデオ