稲垣吾郎、生まれ変わっても自分がいい!後輩にアイドルの心得を伝授!
6日、SMAPの稲垣吾郎が、新宿ピカデリーにて行われた映画『桜、ふたたびの加奈子』初日舞台あいさつに出席し、共演したジャニーズの後輩・高田翔にアイドルの心得を伝授すると共に、妻役の広末涼子への「過去のちょっとした間違い」を明かした。本舞台あいさつには稲垣、広末、高田のほか、福田麻由子、栗村実監督、そして広末、稲垣の娘を演じた戸田みのり、横溝菜帆、吉満蒼の子役たちも登壇した。
「いのちの循環」をテーマに、最愛の娘を失ってしまった夫婦の再生を描いた本作にちなみ「生まれ変わるなら?」という質問がされると稲垣は「やっぱり自分ですね。自分が好きなので」と即答。同じく「自分が好きなので、生まれ変わってもジャニーズに入って芝居をしたい」という高田の発言に、稲垣は大きくうなずくと「ある程度ナルシスティックなものがないとアイドルはできないですからね」と後輩にアドバイスした。
そんな稲垣について、高田は「雲の上を通り過ぎて、違う星の人ぐらい大きな存在」と恐縮しつつも、SMAPの草なぎ剛の舞台「二都物語」を一緒に鑑賞したことを明かし、良い関係であることをうかがわせた。
稲垣に対して「王子様、インテリ、クール」なイメージを持っていたという広末。本作では「どこにでもいるお父さん」という監督のオーダーに必死に応えようとしている稲垣に「誠実に悩みながら演じている姿や、現場で何度も子どもの演技に感情移入して泣きそうになっていたのを見て『稲垣さんが感動している』って新鮮でした」と明かした。その一方で「生まれ変わるなら?」という質問には「水の中が好きなので、生まれ変わったら魚になりたい。おしゃべりしないですみますからね」と珍発言で場内を沸かせていた。
また稲垣は「これまでの人生で、ちょっとした間違いをいろいろしてきた」というと、15年前にドラマで広末と共演した際、友達に頼まれて広末にサインをお願いしたところ、そのサインに稲垣の名前が書かれていたことを明かし「ずっと広末さんに、僕が広末さんのファンだと思われているんだろうな……って気にしていたんですよ」というエピソードを披露した。(磯部正和)
映画『桜、ふたたびの加奈子』は新宿ピカデリーほかにて全国公開中