ハーモニー・コリンの来日中止!
新作『スプリング・ブレイカーズ』を引っ提げ今月予定されていたハーモニー・コリン監督の来日が、急きょ中止となった。2日に配給元が発表したもので、コリン監督はキャストで妻のレイチェル・コリンと共に来日する予定だった。
中止の理由は、「本人と家族の都合」によるもので、スケジュール調整も折り合わず見送ることになったという。もし実現していれば、2007年11月の『ミスター・ロンリー』プロモーション以来、約5年半ぶりの来日だった。
ラリー・クラーク監督作『KIDS/キッズ』(1995年)の脚本を手掛け、一躍脚光を浴びたハーモニー・コリンは、『ガンモ』(1997年)、『ジュリアン』(1999年)、『ミスター・ロンリー』(2007年)など、自らの監督作でもファンを獲得し、日本でも注目されているフィルム・メーカーの一人。
『スプリング・ブレイカーズ』は、刺激を求める女子大生4人組が春休みに裏社会へと足を踏み入れていく姿を描くもので、ジェームズ・フランコが彼女たちの運命を変える悪役として出演している。4人組にふんするのは、セレーナ・ゴメス、ヴァネッサ・ハジェンズ、アシュレイ・ベンソン、レイチェル・コリン。(編集部・小松芙未)
映画『スプリング・ブレイカーズ』は6月15日より渋谷シネマライズほか全国公開