ジャスティン・ビーバーのライブを避けるため、ノルウェーの学校が試験日変更!生徒のサボりを危惧
人気歌手ジャスティン・ビーバーのコンサートとのバッティングを避けるため、ノルウェーの都市オーレスンにある五つの学校が中間試験の実施日を変更したことがわかった。Wsj.comなどが報じている。
オーレスンの学校では本来4月16日と17日に中間試験を予定していたが、これがちょうどノルウェーの首都オスロで開催されるジャスティンのコンサート日程と重なってしまった。オーレスンはオスロから車で8時間、飛行機で1時間の距離にある都市。五つの学校は、オスロへ行くためにテストをサボる生徒が続出する可能性を危惧し、試験日を4月10日と11日に繰り上げることにしたという。
変更を決めた学校の校長の一人は「これは、われわれには勝ち目のない戦いだと判断しました」と無念さが伝わるコメントを残している。ノルウェーのメディアによると、彼の学校の女子生徒のうち実に半数がジャスティンのコンサートへ行く予定を立てているとのこと。一方、ジャスティン自身は試験日変更について「気に入った」とツイートしている。
ジャスティンは2012年5月にもオスロでコンサートを開催しており、ノルウェーに大熱狂を巻き起こしていた。ファンが通りにあふれ出すほどの盛り上がりを見せたコンサートは、近年ノルウェーで行われた音楽ライブで最も盛大なものの一つに数えられているという。(朝倉健人)