アン・ハサウェイ、クリストファー・ノーランの新作SFに出演か?
映画『レ・ミゼラブル』で第85回アカデミー賞助演女優賞に輝いたアン・ハサウェイが、『インセプション』のクリストファー・ノーラン監督が手掛けるSF大作『インターステラー(原題) / Interstellar』に出演交渉中であることがDeadline.comにより明らかになった。
アン・ハサウェイ×クリストファー・ノーラン!映画『ダークナイト ライジング』フォト
本作はタイムトラベルをテーマにしたSF大作。アメリカの物理学者キップ・ソーンが唱える、宇宙にはワームホールという穴が存在し、それにより時空を超える移動が可能であるという理論から発想を得たもの。ストーリーの詳細は明かされていないものの、映画では、科学に対する人間の理解の限界に挑戦するための宇宙の旅が描かれるそうだ。
クーパーという名の主役には、すでにマシュー・マコノヒーが決定している。ハサウェイにオファーされている役の詳細は伝えられていない。
本作は当初、米パラマウントと米ワーナー・ブラザーズと共にスティーヴン・スピルバーグが進めていた企画で、ノーラン作品の脚本を共同で手掛けることの多い、ノーラン監督の弟のジョナサン・ノーランが、脚本家として参加することが決まっていた。その後スピルバーグは企画から降りてしまったものの、ジョナサンは残り、その流れで兄のクリストファーが監督に決定した。ノーラン監督は本作も弟と共に脚本を担当する。
ハサウェイは、今年2月に行われた第63回ベルリン国際映画祭で上映された、ジョセフ・ゴードン=レヴィットの初監督映画『ドン・ジョンズ・アディクション(原題) / Don Jon's Addiction』に出演。また、クロエ・グレース・モレッツと初共演する映画『ラギーズ(原題) / Laggies』が現在製作進行中である。(鯨岡孝子)