亀梨和也、主演映画で海外映画祭初上映!世界中で“増殖”宣言?
亀梨和也の主演映画『俺俺』が、イタリアで開催されるウディネ・ファーイースト映画祭で上映されることが決定し、亀梨の主演映画が初めて海外映画祭で上映されることが決まった。
ウディネ・ファーイースト映画祭での上映が決まった『俺俺』は、亀梨演じる永野均が、なりゆきでオレオレ詐欺をしたところ、別の“俺”が目の前に現れ、“俺”が増殖していくという日常逸脱系サスペンス作品。亀梨は、「大変光栄に思います。海外の方たちにもたくさん観ていただいて、世界中に俺を増殖してもらえたらうれしいです」と喜びのコメントを寄せている。
本作のメガホンを取ったのは、2008年に同映画祭で『イン・ザ・プール』『図鑑に載ってない虫』『転々』が特集上映された経験を持つ三木聡監督。同映画祭での4作目の上映が決まり、「わたしの最新作をヨーロッパの皆さんにいち早くご覧いただけることに今からわくわくしております。まぁ、普通の見方で楽しむ映画とは少し違うと思いますが、ご自身で楽しみ方を発見していただければ映画を創ったものとして、これ以上の喜びはありません」とイタリアの観客の反応に胸を膨らませている。
ウディネ・ファーイースト映画祭は、東アジア、東南アジア作品に特化した映画祭で、昨年は、阿部寛が主演した映画『テルマエ・ロマエ』がインターネット投票で選ばれる「マイムービーズ賞」を受賞し話題になった。今年は4月19日から27日まで開催予定。現時点では亀梨、及び三木監督が現地入りする予定はないという。
『俺俺』には、亀梨のほか、ミステリアスな年上のヒロイン・サヤカ役で内田有紀、職場の上司・タジマ役で加瀬亮も出演。三木監督は「今そこにあるリアルとは少し違った、日常の裂け目に見える、たぶん『亜リアル』みたいなものが映画の中にあるはずです」と映画をPRしている。(編集部・島村幸恵)
映画『俺俺』は5月25日より全国公開