新井浩文、瑛太&松田龍平にいじられる!
俳優の新井浩文が11日、渋谷ユーロスペースにて公開中のドラマ「まほろ駅前番外地」のトークショーに大根仁監督と共に出席し、自身がゲスト出演した第5話の裏話を明かした。また、トークショー終盤には瑛太と松田龍平がサプライズ登場。客席がパニックになる一幕もあった。
映画『青い春』(2001)で共演して以来、とても仲が良いという新井、瑛太、松田の三人。新井は、約10年ぶりに三人が一堂に会する「まほろ駅前番外地」の出演をとても楽しみにしていたといい、大根監督にも「せっかく三人そろうんだから最高の脚本をお願いします」と頼んでいたことを明かす。
しかし、新井の期待とは裏腹に、事前に瑛太、松田から脚本の評判を聞くと、5話だけは「ちょっとな……」と二人とも微妙な回答。実際、台本を手にし、新井も「何これ、つまらない!」と叫んだほどだったといい、「他の回の完成度が80パーセントなら第5回は55パーセントだった」と寂しそうな表情を見せた。
その後、サプライズ登場した松田も瑛太は、新井の発言に対し、「僕はそんなこと、言っていません」「面白かったですよ」と悪びれずに新井の証言を否定。驚く新井に大根監督は「新井の出た回だけつまらなかったんだ」と畳み掛け、新井を困惑させた。
「まほろ駅前番外地」は、人気作家・三浦しをんの直木賞受賞作を映画化した『まほろ駅前多田便利軒』の続編となるテレビシリーズ。現在、4パートに分けて渋谷ユーロスペースで上映されている。架空の地方都市まほろ市を舞台に、バツイチ30代の便利屋コンビがワケありな依頼人から舞い込む無理難題の数々を解決していく姿を描く。(取材・文 名鹿祥史)
ドラマ「まほろ駅前番外地」は4月19日まで渋谷ユーロスペースにて公開中