ももいろクローバーZ、西武ドーム2日間を全力疾走!延べ6万人のモノノフが大熱狂!
人気アイドルグループ・ももいろクローバーZが14日、埼玉県所沢市の西武ドームでライブ「ももいろクローバーZ 春の一大事 2013 西武ドーム大会~星を継ぐもも vol.2 Peach for the Stars~」を開催し、初日の疲れを感じさせない全力のパフォーマンスで3万人の観客を熱狂させた。
ももいろクローバーZ西武ドーム駆け抜ける! フォトギャラリー
この日は西武ドームでは初となる2日間公演の最終日。客席で波のように揺れるケミカルライトの光に迎えられて登場した5人は、序盤から全力投球。「上球物語-Carpe diem-」の歌唱中、ステージで共演した実物大恐竜の迫力に押され、佐々木彩夏が唇にマイクをぶつけたと痛がる場面もあったが、高城れにが「チューしてあげようか?」と迫るキス魔キャラを発揮し、さらに観客を盛り上げる。
その後も5人は、今月10日に発売されたアルバム「5TH DIMENSION」収録曲を含む全32曲を軽快なMCと共に披露。ときに体の芯に響くような生バンドのサウンドに乗せ、さらにパワーアップしたパフォーマンスで会場を熱狂の渦に巻き込んだ。
さらにこの日は、「南国ピーナッツ」こと松崎しげるも登場。昨年のライブで西武ドーム2Days開催を発表したこともある松崎は、やはり代表曲「愛のメモリー」のメロディーに乗せ、重大発表をするかと思いきや、フルコーラスを披露。感動しながらも何かあるのでは……と不安げなももクロに「発表はない!」と断言。共に「愛のボラーレ」を熱唱し、ライブを盛り上げる。その後は広瀬香美まで登場し、豪華ゲストとの共演にももクロも感激しきりだった。
また演歌歌手の坂本冬美もライブ参戦。「NHK紅白歌合戦」「第46回NHK福祉大相撲」などでも共演したももクロと坂本だが、共にパフォーマンスを行うのは今回が初。「冬美ちゃん」との呼び掛けに「友達みたいに呼んでもらえてうれしい!」とゴキゲンで、自身の代表曲に加え、「花はただ咲く」やももクロの人気曲「走れ!」を歌い上げるまさに奇跡のコラボを披露した。
広大な西武ドームを文字通り駆け抜け、前日と合わせおよそ6万人を熱狂させたももクロ。この日も日本全国の映画館やライブハウスでライブビューイングによる同時生中継が行われ、こちらも2日で約3万人を動員。全国に向け、2日間でアンコールを含め全65曲、約8時間の全力パフォーマンスを披露した5人には、モノノフから鳴り止まない歓声が送られ、大盛況の中、熱狂の2日間は幕を下ろした。(編集部・入倉功一)