梅宮辰夫&松方弘樹が洋画吹き替え初挑戦で対決!『仁義なき戦い』再び?
俳優の梅宮辰夫と松方弘樹が、アメリカに実在した伝説のギャングと市警との抗争を描く映画『L.A. ギャング ストーリー』の吹き替えに挑戦した、ウェブ限定の特別映像が公開された。
梅宮&松方が吹き替え挑戦!映画『L.A. ギャング ストーリー』特別映像
本作は、ロサンゼルスに実在したギャング王ミッキー・コーエンと、街の平和のために立ち上がったジョン・オマラをはじめとするロサンゼルス市警チームの戦いを描くクライム・アクション。コーエンをショーン・ペン、オマラをジョシュ・ブローリンが演じるほか、ライアン・ゴズリング、ニック・ノルティ、エマ・ストーンなど豪華キャストが顔を揃える。
梅宮と松方といえば、映画『仁義なき戦い』シリーズをはじめ、多くの任侠映画で極道を演じる一方、テレビドラマなどでは警官役も務めてきた大御所。今回そんな二人が、くしくも『仁義なき戦い』と同時期である1949年が舞台の『L.A. ギャング ストーリー』で初の洋画吹き替えに挑戦。劇中で火花を散らすギャングのコーエンと警察官のオマラを、交互に演じ分ける。
収録に臨む二人の表情は真剣そのものだったといい、共にドスの効いた迫力の演技を披露。その一方で梅宮は、収録を終えると「吹き替えは初めてですし、声優ではないので声だけで感情を表現するのは難しい。カメラの前とマイクの前じゃまったく違う。やっぱり声優さんはすごい」と謙虚にコメント。松方も「新しいことは楽しい。こういうチャンスがあったら、あるのかわからないけど(笑)またやりたい。でも声優と俳優は全く別物ですね」と梅宮同様、声優業の難しさを語っていたという。
そんな二人が声優に挑戦した映像は、本物にしか醸し出せないであろう男気がプンプン。大御所による伝説の男たちの声に、『仁義』ファンならずともしびれるはず。ぜひ本編での吹き替えに挑戦してほしくなる映像となっている。(編集部・入倉功一)
映画『L.A. ギャング ストーリー』は5月3日より丸の内ルーブルほか全国公開