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浜口京子、現役続行への迷いを告白 母は「結婚」、父は「リオ」を願う

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仲良くイベントに出席した浜口親子
仲良くイベントに出席した浜口親子

 レスリングの浜口京子が16日、都内で行われた映画『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』公開前PRイベントに父親のアニマル浜口と母親の浜口初枝と共に出席し、2016年に開催されるリオデジャネイロオリンピックへの迷いの気持ちを明かした。

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 イベントでは、父娘の親子愛を描いた映画の内容に合わせ、京子が両親への手紙を読み上げるなど、浜口家の親子愛を前面に押し出したパフォーマンスを展開して盛り上がった。しかし、イベント終了間際には、父のアニマル浜口が「リオへ向けて頑張ろう!」と雄たけびを上げると、母が「もう、結婚よ」と突っ込みを入れ、両親の意見が食い違う場面も。その狭間で、京子はにこやかに振る舞いつつもどこか戸惑いの表情を浮かべていた。

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 イベント終了後、取材に応じた京子は、レスリングの練習は今までどおり続けていることを明かし、「ロンドンの悔しさをぶつける意味でも頑張りたいという気持ちはあるが、まだ、進路は決めていない」と発言。さらに、「リオを目指すか、結婚をして普通の主婦になるのか、いろんな選択肢はあるが、決断がまだできていない。オリンピックに関しては4回目の挑戦になるので、気力も体力も今まで以上に充実しないと無理だと思っている。もう少し考えて決めたい」と現在の胸の内を明かした。

 また、現在結婚を考えているような相手がいるわけではないということも明かした京子は、結婚については「報告できるようなことになれば話す」とコメント。イベント中に明らかになった父は「リオを」、母は「結婚を」というそれぞれの思いも、京子は毎日のように聞かされているようで、両親の思いの狭間で揺れている様子だった。

 映画『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』は、ヒロイン、クヮヴェンジャネ・ウォレスが最年少でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたことも話題になった作品。世間から隔てられた島で暮らす6歳の少女が、嵐による水没危機、父親の病など、厳しい現実にたくましく向かい合っていくさまを描く。(取材・文 名鹿祥史)

映画『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』は4月20日よりシネマライズ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほかにて全国公開

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