『シュガー・ラッシュ』動員200万人突破！ディズニー史上最速で！
ゲームの悪役を主人公にしたディズニー新作アニメーション『シュガー・ラッシュ』の観客動員数が、公開23日目で200万人を突破したことがわかった。これは、ディズニー・アニメーション・スタジオ史上最速となる快挙。これまで記録を保持してきたのは、公開24日目に200万人を突破した2000年の『ダイナソー』（最終興収49億円）だった。（数字は配給調べ）
また、同社が配給するディズニー/ピクサー作品と比較しても、動員200万人を突破したのは『ウォーリー』（最終興収40億円）で26日目、『カーズ2』（最終興収30億2,000万円）で28日目。『シュガー・ラッシュ』はこれらの記録を打ち破っている。また、最終興収50億円の大ヒット映画『カールじいさんの空飛ぶ家』（22日目）とほぼ同じペースでの動員だといえるだろう。
公開当初は春休み、かつ本作が「ディズニー・アニメ」ということで、観客層は家族連れや中・高校生が中心だったが、思いがけない感動がツイッターなどで話題となり、現在では20代から40代のカップルや大人にまで観客層を広げているとのこと。そのため、春休みが終わってからも依然として勢いは衰えず、公開23日目で動員200万人を突破したほか、興行収入は24億円を超えるに至っている。最終興収30億円突破に向けて、まだまだ快進撃は続きそうだ。
『シュガー・ラッシュ』はヒーローになるべく自身のゲームの世界を飛び出した“悪役”ラルフが、孤独な少女ヴァネロペと出会い友情を深めていく冒険ファンタジー。日本発祥のゲーム・キャラクターが多数カメオ出演を果たしている点にも注目だ。（編集部・市川遥）
映画『シュガー・ラッシュ』は現在公開中