神と仏が劇場に!森山未來&星野源『聖☆おにいさん』ついに降臨!
18日、都内で行われた映画『聖☆おにいさん』の完成披露舞台あいさつに森山未來と星野源が出席した。人気コミック原作のアニメーション映画とあって、主人公・イエスの声を担当した森山が「皆さんの脳内にあるイエスの声は、僕で大丈夫?」と観客に呼び掛ける場面もあった。星野はもう一人の主人公ブッダ役を務めている。
ほんわかしていてちょっとトボけたブッダとイエスの共同生活が魅力の同作で、初めてアニメ声優に挑戦した森山。「人を傷つけない優しい声を探したら、ちょっとオカマっぽくなった」と笑いながら役づくりを明かす。星野は「テクニックなど僕にはおこがましい。子どものころからの憧れの世界に関われただけで感激」とストレートな愛情と尊敬で演技に挑んだ。
この日は、ブッタの趣味がTシャツ制作であることを受け、森山と星野がそれぞれ制作したTシャツの交換会も行なわれた。「源ちゃんはよくお腹を壊すから」と森山が作ったTシャツには「腹痛」の文字。一方、星野は「森山くんはいまだに何泊も野宿しているから」と「野宿」の文字をあしらったTシャツを披露。「これを着て、野宿してください」としたり顔だった。
中村光による原作コミックは累計1,000万部を突破。世紀末を乗り越え、東京・立川のアパートにバカンスのため降臨したイエスとブッダの奇妙な共同“聖”活をユーモラスに描く。「らき☆すた」「けいおん!」シリーズに携わった高雄統子監督が初メガホンを取り、原作の雰囲気を大切にしながら映画版オリジナルストーリーも展開される。星野が書き下ろした主題歌「ギャグ」も聞き逃せない。(取材・岸田智)
映画『聖☆おにいさん』は5月10日より全国公開