柳沢慎吾、決めゼリフ「あばよ!」誕生秘話を明かす!
タレントの柳沢慎吾が25日、アーノルド・シュワルツェネッガーの主演映画『ラストスタンド』のプロモーション映像の声を担当することになり、都内スタジオで公開アフレコを行った。同映像は、30日よりWEB上で公開される。
同映像は劇中のカーチェイスや銃撃戦など本作の見せ場を盛り込んだおよそ5分のもの。柳沢はシュワルツェネッガーふんする保安官になりきった衣装で登場するなど気合十分で、登場人物のセリフのみならず、拳銃の発射音、パトカーのサイレンなどの効果音も全て一人で担当した。おはこの「警視庁24時」ネタや映像とは全く関係のない甲子園ネタを織り交ぜ、さらには「牛丼食いたかったのにタンタン麺が出てきた」と声を荒げる場面もあるなど、爆笑ものの映像に仕上がっている。
アフレコを終えた柳沢は「興奮した。スピードが速いから大変だった」とテンション高々に振り返ると、映画については「シュワちゃんは今までの映画では一人で戦っているイメージあったけど、今作はチームワークです。10年間のブランクも全然感じさせないし、65歳にしてアクションってすごい」と感心しきりだった。
また、その後の囲み取材でも柳沢は話し始めたら止まらず、51歳になっても元気でいる秘訣(ひけつ)は「しゃべるのが好きだから」と告白。自身の名ゼリフ「あばよ!」の誕生の裏側にも「20年前のある番組で『何か一言言った方がいいよ』って言われてとっさに出ました。『一言』って言われなかったら何も出なかった」と触れた。最後は報道陣を巻き込んで「警視庁24時」の寸劇も行うなど、会場を盛り上げていた。
映画『ラストスタンド』はカリフォルニア州知事を退任したアーノルド・シュワルツェネッガーが、10年ぶりに単独主演を務めたアクション。メキシコへ逃亡を図る凶悪犯を迎え撃つべく、国境付近の町で4人の仲間と力を合わせて戦いに身を投じる保安官の戦いを描く。(取材・文:中村好伸)
映画『ラストスタンド』は4月27日より全国公開