直木賞作家・白石一文、初の映像化!「私という運命について」ドラマ化決定!
直木賞作家・白石一文の小説が、初めて映像化されることが明らかになった。今回、映像化が決定したのは、バブル崩壊後の激動の時代を生き抜いた一人の女性と、数奇な運命を共にした男たちを描いたラブストーリー「私という運命について」。WOWOWにて、2014年に連続ドラマとして放送される。
父は白石一郎、弟は白石文郎と小説家一家に育った白石一文。父は「海狼伝」で第97回直木賞を受賞しており、一文が「ほかならぬ人へ」で第142回直木賞を受賞した際には、初の親子二代での受賞と話題になった。
「私という運命について」は、大手メーカーの営業部に総合職として勤務する冬木亜紀の29歳から40歳までを描いた作品。かつてプロポーズを断った元恋人の結婚に、改めて恋愛、結婚、出産、家族、死といった人生の事象を見つめ直していく姿を描く。
バブル崩壊から2001年のアメリカ同時多発テロ事件、2007年の新潟県中越沖地震とこの10年間で起こったさまざまな出来事に影響されながら、人生を歩んでいく亜紀。その姿は、現代を生きるわたしたちの共感を呼ぶところも多い。果たして誰が亜紀を演じるのか? 続報にも期待したい。(編集部・島村幸恵)
連続ドラマW「私という運命について」は2014年放送予定