SOPHIA松岡充、ニコニコ超パーティーで禁断の曲を熱唱！

　今年8月12日の日本武道館公演をもって活動休止を発表しているロックバンドSOPHIAの松岡充が、28日、幕張メッセで「ニコニコ超会議2」と併催されたライブイベント「ニコニコ超パーティーII」に出演し、松岡のキャラクターからは想像もつかない意外な「あの曲」を熱唱して会場を驚かせた。

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　この日、「降臨アーティスト」枠で登場した松岡は、登場するやいなやいきなり禁断のボカロ曲「くるみ☆ぽんちお」を熱唱。誰も予想していなかったその選曲に、会場は一瞬にしてどよめき、視聴者もまた即座に反応し、スクリーンには「OUT～!!!!」のコメントが踊った。

　「くるみ☆ぽんちお」はコンピレーションアルバム「VOCALO SMILE feat.初音ミク」にも収録されたボカロ曲で、題名を後ろから読んではいけないことや、みだらな表現を含んだ歌詞などが話題になった。

　「なぜなのか」「メジャーな人が…」「松岡仕事選べ」などため息まじりの言葉がコメ欄に踊った後、松岡は続けてやはりボカロの名曲「天樂」を熱唱。するとコメント欄が今度は打って変わって賛美へと変わり、「さっきのは幻だった」「1曲目が嘘のようだ」「プロは違う」と松岡の美声に酔いしれるコメントでスクリーンが埋め尽くされた。2曲でステージを降りた松岡だったが、そのパフォーマンスはさすがの一言。短い時間ながらも客席に強い印象を残した。

　この日はそのほか中川翔子や奥華子らも松岡と同じ「降臨アーティスト」枠で登場。中川は「空色デイズ」を、奥はアンコールに登場して「ガーネット」を熱唱した。また、生バンドをバックに、初音ミクらボーカロイドたちが共演するニコ動ならではといったステージや、出演者が勢揃いしてのフィナーレなど、イベントは終始大盛り上がり。バラエティーに富んだ演出で、大盛況のうちに幕を閉じた。（取材・文：名鹿祥史）