宮澤佐江、AKB復帰に何もできていない悔しさ 決意新たに再スタート誓う
AKB48グループの日本武道館公演で、AKB48チームKとの兼任が発表されたSNH48の宮澤佐江が30日、自身のオフィシャルブログで改めて現在の心境を明かした。兼任発表の場で喜べなかったという宮澤は、「自分に悔しかったから」とその理由をつづっている。
28日のライブ「AKB48グループ臨時総会~白黒つけようじゃないか!~」内で発表されたメンバー人事では、宮澤をはじめSNH48の鈴木まりや、JKT48高城亜樹ら海外移籍組のAKB兼任が発表。その日深夜のブログで宮澤は、「自分なにもできてないじゃん。という悔しさもあって、気持ちがぐちゃぐちゃしています」と思いを明かしていた。
そして30日付のブログで宮澤は、改めて整理した気持ちを吐露。AKB復帰を喜べなかったことに、「理由の一番は、自分に悔しかったからです」と明かす。SNH48における活動は、ビザの問題で公演に出演できない状況が続いていた。そのため宮澤は「中国語を覚えたわけでもなく、向こうで暮らしている事もなく、なにも成長出来ていないまま」兼任が発表されたことに、その場で悔しさと恥ずかしさを感じていたという。
さらに移籍から半年でさまざまな発見をしたことで、無駄な時間を過ごしたわけではなかったことも、「それを可哀想だと周りの方やファンの皆さんに思わせてしまっていた事が凄く悔しくて切なくて」と悔しさに拍車をかけた様子。結果「喜んでしまう自分にも腹が立つし、喜べなかった自分にも腹が立つし」という気持ちから、ステージ上で曇った表情を見せてしまったと謝罪した。
それでも、「こんな自分に “待ってたよ” “おかえり” と声をかけてくださるファンの皆さんや、メンバーの気持ちを背負って、胸を張ってAKB48のチームKとSNH48を兼任させて頂こうと思います!」とつづった宮澤。「今回、自分の中では、ある意味再スタートだと思っています」といい、不満な点は自分の力で見返すと決意表明。最後には「ただいま。大好きな チームK!!!!」と元気に締めくくっている。(西村重人)