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「タイムスクープハンター」特殊な交渉術の秘密が明らかに!? 要潤×夏帆×時任三郎が劇場版を語る

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三人が「タイムスクープハンター」を語る! - 夏帆、要潤、時任三郎
三人が「タイムスクープハンター」を語る! - 夏帆、要潤、時任三郎 - 撮影:金井堯子

 『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』で歴史の真実を追う時空ジャーナリスト・沢嶋雄一を演じる要潤と、劇場版で沢嶋の相棒となる新人ジャーナリスト役の夏帆、そして取材対象となる侍にふんした時任三郎が“体感型”戦国タイムトラベル映画の撮影秘話を語った。本作はNHKの人気テレビシリーズ「タイムスクープハンター」の劇場版だ。

『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』フォトギャラリー

 5年前、番組開始から主演を務めてきた要。それだけに「これまで積み上げてきたものが確かなものだったと実感した」と今回の映画化は感慨もひとしおの様子。チームワーク抜群の現場だけに、劇場版からの参加となる夏帆はかなりプレッシャーを感じたと明かすも、「本当にその時代に迷い込んだ気持ちになった。役をつかみかけたときに撮影が終わってしまったので、できればリベンジしたい」とすっかり本シリーズに魅了されたようだ。

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 一方の時任は、13日間ぶっつけ本番の現場を「勢いがあってスリリングだった」と振り返る。撮影期間中、台風に見舞われたこともあったが、現場の臨場感重視というのが本作のスタイルだけに撮影は続行。要は「いろんな映画があるけれど、自然の雨風も味方に付けるのは、『タイムスクープハンター』だけ」と笑顔。時任もそうして出来上がった映像について「(台風の影響で)本当に森が動いているようだった」と納得の表情を見せた。

 劇中の衣装のまま取材に応じた三人。要と夏帆が「すごく動きやすくて、着心地バツグン!」と言えば、時任は「僕は最高に悪い」と苦笑い。また、番組のお約束、時空ジャーナリストが当時の人々に不審がられずに接触するための特殊な交渉術は“極秘事項”となっているが、それについても要が「しゃべったらクビになる(笑)」と言えば、「何か機械でも使うんじゃないの? マインドコントロールしちゃうとか(時任)」、「いやー、やっぱりお金じゃないんですか?(笑)(夏帆)」と二人が応じるなど、現場を楽しんだという三人の言葉を裏付けるように終始和気あいあいとした雰囲気だった。

 演じた人間も、時代に迷い込み、当時を体感した気分になる唯一無二な歴史エンターテインメント作品。テレビ版では味わえないスケール感も合わせて、ぜひ、その魅力を映画館の大きなスクリーンで感じてほしい。(取材・文:前田かおり)

『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』は公開中

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