『アイアンマン3』キャスト陣のインタビュー映像!裏話を明かす
2013年に公開された洋画では最高のオープニング成績を記録した映画『アイアンマン3』のキャスト陣のインタビューを含む特別映像が公開された。主演のロバート・ダウニー・Jrをはじめとするキャストが見どころを語るだけでなく、撮影現場のエピソードを漏らすなど、すでに観た人も楽しめる映像となっている。
本作のストーリー上のキーになっているのは、映画『アベンジャーズ』で描かれた死闘。アイアンマン=トニー・スタークは、そこで経験した人類滅亡の危機におびえるようになり、一心不乱にスーツの開発に取り組むようになる。そのように物語は『アベンジャーズ』を踏まえたものとなっているが、『アベンジャーズ』の興行的な成功も本作の製作体制にも大きく影響した。
ダウニー・Jrが「アイアンマンの認知度が『アベンジャーズ』で更に上がったおかげで、3作目もその勢いに乗って物語を展開させていける」と明かすように、本作には多くのファンが付いているからこそできる試みも多数ちりばめられている。これまでは時間的な問題などもあって難しかったヒロインのペッパー・ポッツやトニーの親友ローディの内面が描かれていることもその一つであり、それにより、これまで以上に深みのある人間ドラマが展開されることになった。
そうした面も含め、本作で初登場する悪役マンデリンを演じるベン・キングズレーは、「3作目の今回は知的なアプローチがとても気に入った」と絶賛する。実際マンダリンのキャラクターはその最たるものであり、インパクトだけでいえば、『ダークナイト』のジョーカーにも匹敵する存在であることは間違いない。そうした趣向はさまざまなところに凝らされており、本作のストーリーテリングを一層豊かなものにしているのだ。
ほかにもインタビュー映像には、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、ガイ・ピアース、レベッカ・ホールが出演。「ロバート(・ダウニー・Jr)はペッパーをもっと活躍させたがっていたの」(グウィネス)といった裏話を披露している。(編集部・福田麗)
映画『アイアンマン3』は公開中