ウィリアム・フリードキン監督、ベネチア国際映画祭で生涯功労賞!
映画『フレンチ・コネクション』『エクソシスト』などの名作でおなじみの巨匠ウィリアム・フリードキン監督が、ベネチア国際映画祭で特別金獅子生涯功労賞を授与されることが同映画祭の公式サイトによって明らかになった。
8月28日~9月7日まで行われる第70回ベネチア国際映画祭で、現在77歳になるウィリアム・フリードキン監督に特別金獅子生涯功労賞が授与され、さらに同映画祭では、フリードキン監督が1977年に手掛け、興行的には失敗したが、その後多くのホラーファンの間で再注目されている作品『恐怖の報酬』を、4K解像度(4096x2304)でスキャンしたリストア(修復)版を再上映することになっている。
今回の決定では、革新的な効果でアメリカ映画の認識を一新しただけでなく、彼が長編を手掛ける前に、ドキュメンタリー映画の監督を務めていたことも評価されたようだ。
これまでフリードキン監督は、『フレンチ・コネクション』でアカデミー賞監督賞を受賞し、『エクソシスト』でも同賞にノミネートされていた。ホラーファンには、楽しみな映画祭になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)