ジャスティン・ビーバー、イスラム教の祈りの時間にコンサートを中断

最近、奇行が目立ち、メディアでたたかれることも多かったジャスティン・ビーバーが、現在行っているコンサートツアーでその国の観客と文化に配慮を見せ、称賛されている。
ティーンに大人気!『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』場面写真
RadarOnline.comによると先日行われたドバイでのコンサートではイスラム文化に配慮し、楽曲「One Less Lonely Girl」を演目から外したとのこと。ジャスティンはこの曲をコンサートで歌うとき、観客から1人女の子を舞台に上げ、その子の顔を優しくなでたりしながら歌うことで知られている。しかし、イスラム文化では、女性は親族男性以外の異性に触れられてはならないとされているため、観客に気まずさを感じさせないためにジャスティンはこの曲を外したらしい。
また、トルコではイスラム教のお祈りの時間に一時コンサートを中断したとE! Newsは報じている。「アラブのアーティストでさえコンサートを中断しないのに……さすがジャスティン」「僕はジャスティンのファンじゃないけど、彼がやったことは尊敬に値する」など、ツイッターではプラスのコメントが多くつぶやかれた。
ツアーバスからマリファナが見つかったり、パパラッチに殴りかかったりと評判が落ちていたジャスティンだが、ファンを大切にするという彼の基本は変わっていないようだ。(澤田理沙)