森山未來&星野源、大感激!原作者の手でイエスとブッダに!
累計発行部数1,000万部を突破する人気ギャグ漫画をアニメ映画化した『聖☆おにいさん』の初日舞台あいさつが10日都内で行われ、声優を務めた、イエス役の森山未來とブッダ役の星野源が登壇した。この日はサプライズで、原作者が森山と星野をイエスとブッダにして描いたイラストが二人に贈られ、森山が「うれしい。鳥肌が立った」と語るなど大感激していた。
本作は、映画『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』の原作者としても知られる中村光による人気コミックが原作。世紀末を無事越えたブッダとイエス・キリストが、東京・立川の安アパートで下界のバカンスを過ごす姿を描く。アニメ「けいおん!」「THE IDOLM@STER アイドルマスター」の演出で高い評価を得た高雄統子が監督を務め、原作の雰囲気を生かした映画版オリジナルストーリーも展開される。
この日、上映終了後に登壇した森山は「どうでしたか? ほっこりされましたか?」と観客に呼び掛け、大きな拍手を受けるとホッとした表情に。劇中で、イエスとブッダが「日本に来て良かった」と語るシーンにちなみ、「日本に生まれて良かったと思うこと」を聞かれると、森山は「本当にいっぱいあるけど、食べものかな。こんなに、さまざまな料理がうまいとこってないと思う。ブッダにあえてカレーを食べてみてもらって、『どう? 日本のカレーは』と聞いてみたいですね」と冗談めかして会場の笑いを誘った。
一方、本作の主題歌「ギャグ」も手掛けた星野は、登壇すると客席を見て「あ、(主題歌の)CDを持っている人がいる。偉いな、君は!」とうれしそうに語り掛けて会場を沸かせた。完成作については「アフレコをしているときはまだ絵が出来上がっていなかったりして、想像しながら演じるしかなかった。最後まで(完成作を)通して観たら、全然深みが違ってとても面白かったです」と胸をはっていた。(古河優)
映画『聖☆おにいさん』は全国公開中