栗山千明が『スター・トレック』続編の声優に!
15日、女優の栗山千明が、8月23日より公開されるSF大作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』で、ゾーイ・サルダナ演じるウフーラの日本語吹き替え声優を務めることが発表された。この日栗山は、東京都内で公開アフレコと会見を行い、お気に入りの男性キャラクターがスポック(ザカリー・クイント)であることを明かした。
本作は、テレビドラマ「LOST」シリーズ製作総指揮のJ・J・エイブラムスがメガホンを取った『スター・トレック』(2009)の続編となるアクション大作。2259年、平和を謳歌(おうか)する地球に突如史上最大の危機が訪れ、宇宙を舞台に生死をかけた戦いが繰り広げられる。
栗山が演じるのは、主人公カーク(クリス・パイン)率いるエンタープライズ号のメインクルーの一人で、宇宙に存在するあらゆる言語に精通するエリート女性通信士ウフーラ。カークと並んで、スター・トレックの顔ともいえるスポックの恋人でもあるキャラクターだ。
劇中に登場するエンタープライズ号の船内を再現して行われたこの日のイベント。吹き替えを終えた栗山は「こうして(マスコミの)皆さんの前で、さらにこのようなセットの中で緊張しましたけど、気持ちが盛り上がっちゃいました。エンタープライズ号の一員になれたような気がします」とにっこり。さらにその後、ゾーイから栗山に向けて「8月に(ジャパンプレミアで)会えるのが楽しみだわ!」と語りかけたビデオメッセージも上映され、栗山は感激しきりだった。
また、「ウフーラの立場、任務に向かうところと、人間関係の心の揺れみたいなものをどう声で表現するかというのが難しかった」とアフレコを振り返った栗山。ちなみに、栗山のお気に入りの男性キャラクターはスポックだそうで「昔からスポックが理想で、すてきだなと思っていたので今回恋人役をやるのはうれしい。スポックは正義感があって、冷静な判断ができてクールでかっこいい。また、不器用なところがあるのもかわいらしい」とメロメロな様子だった。
最後に栗山は「シリーズものではありますが、この作品だけでも充分楽しんでもらえると思います。特に、3Dということでスケールを肌で感じることができる。アクションも前作より多いと思いますし、吹き替え版もぜひ見てください!」とアピールして締めくくった。(古河優)
映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は8月23日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開