パリス・ヒルトン、もう名声には興味なし ストーカー事件がきっかけ
一時はリアリティー番組で人気を博し、メディアに出なかった日はなかったパリス・ヒルトンが、もう名声には興味がなくなったと語った。
絶叫していたときのパリス・ヒルトン 映画『蝋人形の館』フォトギャラリー
きっかけは2010年8月にナイフを持ってパリスの自宅に押し入ろうとしたネイサン・リー・パラダのストーカー事件だという。
「ものすごい恐怖だった。あんなことは経験したことがなかったから、わたしの世界は大きく揺らいだわ。家の中に入られたら確実に殺されると思った。他人から殺してやりたいと、あれほどの憎しみを持って見られて、名声の代償を考え直したの。あのときはすべてがバタバタしていたこともあり、事件後、よりひどいことが起きないように人目を引かずに暮らそうと決めたわ」とパリスはThe Sun紙に語っている。
その後、熱狂的なファン、ジェームズ・レインフォードにも付け回され始めたパリスは、最新鋭の防犯システムを自宅に導入したほか、24時間体制のセキュリティー・チームも雇ったという。これによりクラブやパーティーに行くこともなくなったため、仕事に集中することにしたようだ。
「何もせず、一族のお金で生活することもできたけど、独立をして、家族にも誇りに思ってほしかった。これからはホテル業界にも参入するわ。ゼロからすべてを築き上げた祖父はわたしのインスピレーションであり、目標なの」と語り、ビジネスウーマンであることを強調している。(BANG Media International)