カンヌ映画祭に銃と手榴弾を持った男が乱入…クリストフ・ヴァルツのインタビュー中に
第66回カンヌ国際映画祭
フランスで現在開催中の第66回カンヌ国際映画祭で17日、銃を持った男が乱入するという事件があった。男はまもなく逮捕され、幸いにもけが人はなかったという。
FRANCE 24によると、事件が起こったのはテレビ局Canal+の特設スタジオ。『ジャンゴ 繋がれざる者』でアカデミー賞助演男優賞を獲得したクリストフ・ヴァルツのインタビュー中に、突然銃声が鳴り響き、銃と手榴弾を持った男が乱入した。会場はパニックになり、クリストフを含むその場にいた全員が急きょ避難。その後、男はやってきた警察に取り押さえられた。
警察の発表によると、逮捕されたのは42歳の男。銃声は空砲であり、銃に弾は入っておらず、手榴弾も偽物だったとのこと。けが人が出なかったこともあり、テレビ番組の収録は数分後に再開された。
逮捕された男は乱入前、隣にいた女性に「もし俺があんたなら、ここから離れるね」などと話していたという。その他の詳細は現在のところ発表されていない。
第66回カンヌ国際映画祭は現地時間15日に開幕。16日夜から17日朝にかけては会場近くのホテルで100万ドル(約9,000万円・1ドル90円換算)相当の宝石が盗まれるという事件があったばかりだった。(編集部・福田麗)