ガエル・ガルシア・ベルナル×ミア・マエストロでエビータを映画化!
アカデミー賞歌曲賞を受賞した映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』で共演したガエル・ガルシア・ベルナルとミア・マエストロが、アルゼンチンのパブロ・アグエロ監督の新作で再共演することになった。Varietyが報じた。
『エビータ(原題) / Evita』という仮題の本作は、アルゼンチンのフアン・ペロン大統領のファーストレディーで、エビータとして親しまれたエバ・ペロンを描いた作品。ベルナルが演じるのは、軍事政権が起こしたアルゼンチンのクーデターで、重要なポストにいた海軍将校のエミリオ・エドゥアルド・マッセラ。マエストロはエビータを演じる。
アグエロ監督は、「この映画でわたしは、エビータがもたらしたことや、資本主義の不当性に対する反抗行為、その後の卑怯で野蛮な抑圧を受けても信条がくじかれることのなかったエビータの姿を描きたいと思っています」とコメントしている。
ベルナルは、ロベルト・スネイデル監督のフェミニストの妻との壊れかけた関係を修復しようとする男を描く映画『デザーテッド・シティーズ(原題) / Deserted Cities』を現在撮影中。マエストロは、テレビドラマ「The OC」のアダム・ブロディと共演した映画『サム・ガールズ(原題) / Some Girl(s)』が6月よりアメリカで公開される予定。(鯨岡孝子)