イ・ビョンホン、来日会見でブルース・ウィリスの気遣いと優しさを絶賛!
韓国の人気俳優イ・ビョンホンが、ブルース・ウィリスと共演した大ヒットアクション映画の第2弾『G.I.ジョー バック2リベンジ』のプロモーションで来日した。27日にジョン・チュウ監督と都内で会見を行い、ブルースとの撮影秘話などを明かした。
ビョンホンは今作について「(自身が演じる)ストームシャドーが、(続編でも)生き残ることができて気分が良かった。前作では状況の説明やキャラクター紹介がメインになっていたけど、今作にはキャラクターのヒストリーや人物同士の葛藤、感情を爆発させるところなど、たくさんの要素がふんだんに取り入れられている。ストームシャドーというキャラクターについて多角的な視点から見せることができる状況が用意されていて良かったね」と前作よりパワーアップした点を笑顔で語った。
また、ビョンホンは、初代G.I.ジョーと呼ばれた伝説の司令官ジョー・コルトン役で出演しているブルースについて「ブルースは撮影の途中で合流したんだけど、そのとき現場の関係者たち全員が緊張していて驚いた。わたしもあいさつをしようと手を差し出したら、ブルースは東洋式に頭を下げてお辞儀をしてきたんだ。これは相手に対する気遣い、彼なりのウィットなんだと思った」と述懐。
さらに「ブルースは現場の人間が(自分のせいで)緊張しているのがわかっていたので、笑顔を絶やさずに楽しい冗談を言って周囲に優しく接していた。これこそまさに大先輩の余裕だと思ったし、その姿を見て学ぶところがあったよ」とアクションの大先輩を絶賛した。
国際的な活躍が目立つビョンホンは、今後の活動予定について「こういったファンタジーアクションというジャンルは新しくいい経験だった。これをスタート地点として、これからもさまざまなバラエティーに富んだジャンルに挑戦していきたい」とコメント。最後には、今回の来日のために特注した刀を持ってフォトセッションに参加し、ノリノリでポーズを決めていた。
本作は、1980年代に放送されたアメリカの人気テレビアニメを実写映画化したアクション大作の続編。国際テロ組織「コブラ」によって壊滅状態へと陥った機密部隊「G.I.ジョー」のリベンジを描く。ビョンホンは前作同様、コブラの一員で冷酷な暗殺者ストームシャドー役で出演し、鍛え上げた肉体美も披露。今作ではチャニング・テイタムら前作キャストに加え、ブルース・ウィリスやドウェイン・ジョンソンなどの豪華キャストが出演している。(古河優)
映画『G.I.ジョー バック2リベンジ』は6月8日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国3D&2D公開