巨匠コッポラ監督がイタリア系アメリカ人を描いた映画に回帰?
映画『ゴットファーザー』シリーズ、『地獄の黙示録』などおなじみの映画界の巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督が、再びイタリア系アメリカ人を描いた映画を企画していることがThe Hollywood Reporterや複数のメディアが伝えたことで明らかになった。
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これは、コッポラ監督と彼の長年の製作パートナー、フレッド・ルースが企画しているタイトル未定の作品で、そのストーリーは、イタリア系アメリカ人の家庭を1930年~60年代にかけて描く予定で、主人公は10代後半の少年と少女になるそうだ。現在コッポラ監督は、同作の脚本をパラマウント・ピクチャーズのオフィスで執筆し、さらに今年のカンヌ国際映画祭で話題になった娘ソフォア・コッポラがメガホンを取った映画『ザ・ブリング・リング(原題) / The Bling Ring』で、キャスティングを務めたコートニー・シェイニンとニコル・ダニエルズを雇い、これからキャスティングする予定で居るようだ。
今のところ脚本をパラマウントで執筆しているコッポラ監督だが、パラマウントとは同作に関してまだ契約は交わしていないようで、今後の動向が気になるところだ。『ゴッドファーザー』のような壮大なスケールの映画を企画しているのかもしれない。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)