トム・クルーズ、ガイ・リッチー版「0011ナポレオン・ソロ」の主演ならず
1960年代の米人気テレビドラマ「0011ナポレオン・ソロ」の映画化作品で、『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が手掛ける『ザ・マン・フロム U.N.C.L.E(原題) / The Man From U.N.C.L.E』で、主演の有力候補だったトム・クルーズの出演の可能性が立ち消えになったとDeadline.comが伝えた。
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理由は、年内の撮影が予定されている映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ5作目に専念するためとのこと。『ザ・マン・フロム U.N.C.L.E(原題)』の製作スタジオ・ワーナーは、すでに脚本も監督もそろっている本作のスケジュールを遅らせることは難しく、残念ながらクルーズの降板を受け入れる形となった。
ワーナーは急きょ、次なる主演候補を探しているところで、撮影スケジュールはまだ明らかになっていない。他のキャストにはすでに、映画『ローン・レンジャー』のアーミー・ハマー、『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』のアリシア・ヴィキャンデルが決まっている。
クルーズは、2014年3月14日全米公開予定で、映画『ジャンパー』のダグ・リーマンが監督する桜坂洋のライトノベル「All You Need is Kill」の映画化が現在ポストプロダクション中。また、クルーズが主演とプロデューサーを務めることになっている映画『ヴァン・ヘルシング』(2004年)のリメイク版の製作準備が進められているところだ。(鯨岡孝子)