『ビッグ・リボウスキ』続編の可能性はナシ!コーエン兄弟が明言
ジョエル&イーサン・コーエン兄弟が、彼らの作品の中でも高い人気を誇るカルト作品『ビッグ・リボウスキ』の続編製作の可能性がないことを明らかにした。Toronto Starなど複数のメディアが伝えている。
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これは、コーエン兄弟の最新作『インサイド・ルウェイン・デイヴィス(原題) / Inside Llewyn Davis』が第66回カンヌ国際映画祭で上映された際に、記者会見で明らかにされた。
そもそも続編企画は、オリジナル版でジーザス・クィンタナを演じていたジョン・タートゥーロによってコーエン兄弟に持ちかけられたそう。イーサン・コーエンは「ジョンはジーザスにまつわる続編をやらないかと絶え間なく言ってきた。彼は続編のストーリーを構成し、僕らに何回か見せてきたよ。しかし、僕は内容をあまり覚えていない。将来、その作品を制作する見当がつかないんだ」と言った。
また、ジョエル・コーエンも「続編を製作することはないだろう。僕は続編が嫌いだからね」と明言している。
1998年のオリジナル版はジェフ・ブリッジスが主演を務めた。“デュード”ことジェフリー・リボウスキ(ジェフ・ブリッジス)が同姓同名の富豪と間違えられて、誘拐事件に巻き込まれていく大騒動を描いた作品だ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki・山口浩太)