『ダークナイト ライジング』のトム・ハーディ、がん治療中のファンの夢をかなえランチデート!
映画『ダークナイト ライジング』のトム・ハーディが、がんを患い闘病生活を続けている23歳のカイリー・ダフさんの夢をかなえるため、ロンドンにて彼女とランチデートをしたとCanterbury Timesや複数媒体が伝えた。
カイリーさんは、彼女が8歳の時に亡くなった父親と同じ侵襲性の強いがんを発症し、現在治療にあたっている。
カイリーさんは、やりたいことリストを作成しており、その希望の一つが「結婚すること」で、モデルのダニー・ウィスカー氏と結婚写真の撮影が実現、その様子はメディアに取り上げられた。ITVの番組「ディス・モーニング」にカイリーさんが出演した際、そのリストの項目の一つが「トム・ハーディと会うこと」であることを、ハーディの婚約者で女優のシャーロット・ライリーの妹が目にし、番組に連絡をしたとのことだ。
ライリーとカイリーさんの友人の取り計らいで、ハーディとのサプライズデートが実現する運びとなった。
カイリーさんは、「彼(ハーディ)を目にしたときには、本当に死ぬかと思ったわ。震えが止まらなかったの。ただ、ロンドンで休日を過ごすだけかと思っていたから」とコメント。二人はランチの後、お茶も共にし、ハーディはなんと、カイリーさんにダイヤモンドのネックレスまでプレゼントしたとのことだ。
化学療法による効果が見られず、カイリーさんは数週間後に化学療法薬を服用することになっているが、その前に、やりたいことリスト項目の一つである、「2歳の息子と旅行をする」を実現させる予定だそうだ。(鯨岡孝子)