草なぎ剛、高倉健からの教えを交え、森迫永依ら若手俳優に公開授業!
2日、SMAPの草なぎ剛がユナイテッド・シネマ豊洲で行われた、映画『中学生円山』大ヒット御礼舞台あいさつに登場し、現在フジテレビ系にて放送中のドラマ「幽かな彼女」に出演中の中学生役の生徒たち相手に公開授業を行った。
SMAPのメンバーである香取慎吾主演ドラマ「幽かな彼女」とのコラボ企画として“草なぎ先生”の特別授業を受けることとなった森本慎太郎、神宮寺勇太、岩橋玄樹、松井健太、森迫永依、山本舞香、飯豊まりえ、関紫優、田辺桃子、柴田杏花の生徒たち。そんな彼らを前に「マスコミがいると緊張して弾けたトークが出来ないんですよ」と草なぎは、ズラリと並ぶ報道陣を見て苦笑い。
それでも生徒たちの「お芝居をする上で大切にしていることは?」「先輩俳優さんとの共演で緊張しない方法は?」という質問に真剣な表情で答える草なぎ。実写版「ちびまる子ちゃん」でまる子を演じた森迫が「長いセリフはどうやって覚えていますか?」と質問すると「以前(TBS系で放送されたドラマ)『冬のサクラ』で共演したよね。大人になったね」としみじみ。さらに「森迫さんの方が(長いセリフを覚えるのも、演技も)上手だよ」と生徒の良い部分を褒める草なぎ先生。
また「ラブシーンは緊張しますか?」という質問には「僕はいつも緊張しますよ」と本音を語ると「でも、カメラの前に立って上手く演じようなんて思わなくてもいいんだよ」とアドバイス。草なぎは、名優・高倉健と共演した際に「変に上手くやろうって思わなくても、お前の中にいる芝居の神様が、勝手に芝居をしてくれるから」と言ってもらったことを例にあげ、若手俳優たちに芝居への取り組み方を披露した。
ジャニーズ事務所の後輩の森本や神宮寺に「憧れている先輩はSMAPの木村さん」と言われ肩を落とすシーンも見られたが、最後まで生徒たちの話に優しく耳を傾ける草なぎ先生の姿に、会場からは大きな拍手が巻き起こった。
本作は、SMAPの草なぎ剛を主演に迎え、脚本家・宮藤官九郎が4年ぶりにメガホンを取ったオリジナル作品。思春期を迎えた中学生の円山(平岡拓真)と、隣に引っ越してきたシングルファーザー(草なぎ剛)が“妄想”を絆に交流を深めていく姿を描く。(磯部正和)
映画『中学生円山』は全国公開中