「ファミリー・タイズ」のマロリー、47歳で新入生となった大学生活をブログにつづる
テレビドラマ「ファミリー・タイズ」でマイケル・J・フォックスの妹マロリーを演じていたジャスティン・ベイトマンが大学生活をブログにつづっている。
47歳でUCLAの新入生となったジャスティンは、コンピューター・プログラミングを学んでいるとのこと。ブログには20歳以上年下の同級生の行動に首をかしげるコメントなどが悪態交じりにつづられており、等身大の彼女の大学生活を知ることができる。
本当に学びたいから大学に戻ったジャスティンは、半年ほど前に微積分学の授業のうるささにブチ切れたとのこと。
書き込みによると、授業が始まっても喫茶店にいるかのように周囲は雑談を続けていて、授業内容が聞こえないほどだったらしい。堪忍袋の緒が切れたジャスティンは手を挙げ、「嫌な奴だと思われたくないけど、私語が多すぎる。先生に対しても失礼だし、授業が聞き取れないわ」とクラスに向かって言ったという。もちろんクラスは静かになったそうだ。
「きっと全員に嫌われただろうけど、知るか。わたしは学びたいと思ってお金を払っているんだし、週3回1時間ずつしかこの授業を受けられないんだから」とブログで開き直ったあと、何かを教えてもらうということがいかに貴重かも説明。
「教授たちはその分野でずっと研究を続けていて、わたしたちにその知識を与えてくれているの。こんなことは学校でしか起きないことなのよ。仕事の世界では、自分の知識を人に与えたら、将来、自分の仕事が取られるかもしれないから起こりえないことだわ」と書き、自分は4年間で学べることはすべて吸収してやると宣言している。
彼女のブログには年を取ってから大学に戻った人や学位を取得した人から多くの応援メッセージが届いており、お互いに励みになっているようだ。(澤田理沙)