金爆、まさかのハリウッド進出が「効果音」のアフレコでガックリ?
人気エアーバンド・ゴールデンボンバー(喜矢武豊、歌広場淳、鬼龍院翔、樽美酒研二)が4日、夢のコラボレーションが実現した映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』の公開記念イベントに出席、そのコラボの内容がテレビCMのアフレコ参加だったことを明かした。
喜矢武がブログに「いよいよか...。ハリウッド...」と投稿したことがきっかけで実現した同作とのコラボ。イベントで喜屋武は、「今日、録音してきました」というと、「僕はクルマのエンジン音」と報告。コラボ内容がテレビCMの「効果音」のアフレコだったことが判明した。その後残りの3人が「僕はクラッシュ音、ドーン!」(歌広場)、「爆発音、シューバーン!」(鬼龍院)、「雰囲気音、クルッークー(鳩の鳴き声)」(樽美酒)と続き、喜矢武は「ツイッターでもハリウッド進出って喜んでいたのに……とんだピエロだぜ」と悔しそうな表情を見せた。
そもそも登場した4人の衣装も、映画の内容とは方向性がチグハグなF1仕様で、金爆は「事務所が間違えちゃって」と独特の世界を展開。極め付けは今回のコラボを記念して用意されたスペシャルコラボカーのお披露目で、ステージ後方からイタリアの名車「アルファ ロメオ ジュリエッタ」が登場するも、それは4人の顔をプリントしたイタ車ならぬ、痛(いた)車。自分たちの顔写真が派手にペイントされたジュリエッタに4人は「あ~何てことするんですか、これなら普通のクルマがいい」と口を揃えた。
これを受け報道陣から「ハリウッドが見えた金爆として、世界進出の野望は?」と質問されると、鬼龍院は「海外はボケても通じないし、やっぱり日本がいい」と今回のコラボにこりたのか、内向きに(?)応えていた。
同作は、ド派手で斬新なカーアクションで人気の大ヒットシリーズ第6弾。5月末に全米で公開されるや、配給元のユニバーサル・ピクチャーズの歴代作品中、最高の週末興行記録を更新した。今回は舞台をヨーロッパに移し、シリーズ最高のスリルが楽しめると評判だ。(取材/岸田智)
映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』は7月6日よりTOHOシネマズ有楽町ほか全国公開